無添加食品やグルテンフリーは、体に良さそうだけど、おいしくなさそうなイメージをお持ちかもしれません。
体質改善を機に体に優しいものを探しているうちに、おいしいものを発見した喜びがあります。
近年、技術が進んで開発しているおかげで、おいしいものが増えていってるような気がします。
無添加、グルテンフリーのものを探すのに大変ですが、そもそも無添加グルテンフリーは何かを正しく知り、この小さな変化が、日々の暮らしにどのようなメリットをもたらし、また注意すべき点は何か、書きたいと思います。
少しでも無添加グルテンフリー生活を楽しめるように、魅力にも気づいていただけたら嬉しいです。
おすすめやレポートもご紹介しますね♪
無添加グルテンフリーとは?
無添加グルテンフリーは、添加物やグルテンをできるだけ避け、心や体、環境にやさしい食品をとる暮らしです。
無添加
- 食品添加物に頼らないライフスタイル
無添加食品とは、“食品添加物”に分類されるものや合成添加物が使われていない食品。
・食品添加物が、原材料の産地から最終加工食品完成までの全工程で、 一切使用されていないこと
・着色料、香料、保存料、栄養価を高める添加物など
・加工食品において表示が免除される微量の加工助剤、キャリーオーバー、強化剤などの食品添加物も使用されていないこと
※一部無添加と完全無添加のものがある
添加物が何も入っていないものと思いがちですが、決してそうではないことも…
添加物は日もちさせたり、保存性を高めたり、味や香りをよくしたりと、私たちの安全で豊かな食生活を支えてくれますが、健康リスクが指摘され、気をつけた方がいいものがあるのも事実です。
食べ物は生きているから、当然時間や環境で変化や腐敗していくので、いつでもどこでもおいしく食べられているのは添加物のおかげなのです。
グルテンフリー
- グルテンを含む食品を摂取しないライフスタイル
グルテンは小麦に含まれるグルテニンとグリアジンというタンパク質が水でこねるときに作られる成分のこと。
よく目にするパンやパスタ、ラーメン、ケーキ、お菓子などは、主に小麦です。
ふっくらさせたり、やわらかくさせたりできるのがグルテンです。
※大麦、ライ麦はグルテンが含まれないが、グルテンに似た成分が含まれている
小麦(グルテン)は腸内環境を乱す代表的な食材とも言われています。
国が明確な基準を定めているため、とりすぎなければ問題はありませんが、できるだけ避けた方が、より心と体と環境にやさしい暮らしが送れるかもしれません。
無添加グルテンフリーのメリットと注意点
グルテンフリー食品は、もともと欧米諸国を中心にセリアック病患者の食事療法として開発されましたが、ヘルシーな食生活として世界的に広がりを見せています。
健康意識や自分に合った食意識が高い人にも取り入れられ、食事でのグルテンフリー選択の重要性が高まっています。
グルテンフリーを体験した人からは、以下のような嬉しい変化、メリットが報告されています。
- 便秘や下痢、腸内環境の改善
- 倦怠感、体や肌の不調が軽減されるなどの体質改善
- カロリーの過剰摂取が抑えられる
- 心が穏やかになる
- 環境に優しい
- 体、環境、食べ物の大切さを考えるきっかけになる
無添加グルテンフリーの食生活を心がけることで、小さな変化にも感じられるようになります。
私も無添加グルテンフリーをやってみて、どのような変化を感じたのか書きますね。
私は疲れやすい、疲れがとれない、お腹が弱い、心は元気なんだけど、なんとなくスッキリしないモヤモヤ…
年齢を重ねていくとそうなっていくのかなと思っていました。
実践していくうちに、お腹の調子が少しずつよくなってきて、疲れも比較的とれるようになって、軽減している実感を感じています。
シンプルになったのか、ゴミも少なくなりました!
無添加グルテンフリーの小さなカフェに行くようになって、たまたまかもしれないけれど、店員さんもやさしい…!
嬉しい変化と、やさしさに触れて、しあわせな気持ちになれるんです。
また、作ってくださる方への感謝もするようになって、環境への配慮もするようになって、食に対して、ちゃんと向き合おうと意識も高まりました。
心と体と環境だけではなく、人にも優しいような気がする!
※あくまでわたし個人の感想です。
すぐに大きな変化を感じるものではありません。
無添加グルテンフリーを無理なく継続していくことが大切です。
感じる体の変化は人それぞれですが、小さな変化を集めれば、いつの間にか大きな変化となります。
日々の選択が、食に対する意識や健康志向の意識が高まり、心も体が軽やかに感じられることで、より豊かな日々を送ることにつながります。
気づきにくい?グルテンに関する体質
おいしさに欠かせないグルテンが体に与える影響は人によってさまざまです。
セリアック病や小麦アレルギーの方はグルテンフリーは必然的ですが、それほどではない方もグルテンを摂取することで、だるさや頭痛、お腹など不調が起きてしまうグルテン不耐性の方が、気づかずに生活していることも多いそうです。
個人差はありますが、なんとなく優れない、慢性的な不調の原因がグルテンで、グルテンフリーを実践、グルテンの摂取を控えることで体質が改善したり、肌のトラブルが減ったりなど、嬉しい変化が見られるようです。
心当たりある方は、ぜひ試してみてはいかが♪
グルテンフリーは栄養不足しがち?
グルテンフリー食品だからといって何でも食べていいわけではありません。
正しい知識がなくグルテンフリーにこだわると、かえって栄養バランスが乱れてしまい、体を壊してしまう可能性もあります。
小麦に含まれるビタミンB、ミネラル、食物繊維など、そして葉酸や鉄分などの栄養素が不足している場合があります。
また糖質や脂質などはむしろ多くなる傾向にもなることも。
グルテンフリーはシンプルになるからこそ、栄養などのバランスを意識しながら、適切な食品選びが大切になります。
無添加グルテンフリー食品の選び方|押さえておきたいポイント
無添加グルテンフリーの食品選びをするためのポイントを押さえましょう。
隠れグルテンに注意
グルテンフリーと謳っていても、意外と「隠れグルテン」が含まれていることがあります。
パンやパスタなどの小麦素材がわかりやすいですが、普段よく使われている調味料にもグルテンが含まれている場合もあります。
また無添加やグルテンフリーと大きく表記されていても、「料・砂糖・食塩不使用」「保存料無添加」など一部無添加のものもあります。
ラベルの見方
しっかり無添加グルテンフリーを実践したいならば、自分に合わない成分が使われていないかもあわせて、商品の裏面などに書かれた原材料表記を確認して、選ぶのがおすすめです。
また/(スラッシュ)やスペース以下の部分が食品添加物になります。
信頼できるブランドの選定
長年にわたり、無添加やオーガニックの製品に力を入れているブランドは、その分だけこだわりを持って製品を作っています。
もし迷ったら、評判や口コミを調べてみるのもいいかもしれません。
日常生活での無添加グルテンフリーの取り入れ方
無添加グルテンフリー生活を始めたいけれど、どのように日常に取り入れれば良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
イメージは私もこんな感じでした。
- なんとなく体に良さそう
- 好きなものが食べられない
- 選択肢が限られる
- 一般の食品より価格が高め
- 食品を確認・準備が大変
- 食品を見分けるのが大変
- 食品がなかなか見つからない
食べられるものが限られちゃうと食べることの楽しみが減って、無添加グルテンフリーを続けられないこともあるかもしれません。
できることから少しずつ、ちょっとした工夫と意識で、ライフスタイルにシフトしていくことができます。
「あれが食べられる、これも美味しい!」と、楽しみながら続けられるように、感じたことをその都度アップしていきたいと思います。
できることから、少しずつシフトしていこう
自給自足が1番いいけれど、お仕事や都合、環境などで、なかなか難しいですよね。。
私も完璧ではありません。
また無添加グルテンフリーは、添加物やグルテンの味に慣れてすぎて、味がものたりなく感じるかもしれません。
グルテンフリー食品はパサパサ・ボソボソしてそうというイメージもありますよね。
自分に合ったおいしいものを見つけることから始めてみましょう。
調味料を変えてみよう
無添加の調味料を変えてみる。
おいしい素材を見つけよう
シンプルに素材がおいしければ、シンプルな味付けでもおいしいです。
有機野菜、オーガニック野菜や果物がおすすめ。
本来の味を楽しめます
お米や玄米など食べてみよう
パンやパスタをよく食べる方は、お米や玄米に変えてみるなど。
米粉などに置き換えてみよう
米粉や大豆粉で作られたパン&スイーツ&麺なども増えています。
無添加フリー、グルテンフリーのカフェやスイーツを楽しもう
ヨーグルトを豆乳ヨーグルトにしてみました。
フルーツきなこハチミツかけシリアルヨーグルトにしたら、おいしくて、夫とともにハマっています♪
おかげで朝食が色鮮やかに♪
色鮮やかフルーツきなこハチミツかけシリアルヨーグルト
- 豆乳ヨーグルト
- バナナ
- いちご
- もも
- ブルーベリー
- ラズベリーミックス
- (マンゴー 夫のリクエストで売っていたら入れようかな)
- きなこ
- はちみつ
- 砕いたアーモンド
バナナ以外、無添加の冷凍フルーツがやりやすいです
カットされているもので、まるごといちごの場合は冷たすぎるので小さくカットしました
カフェのおすすめやレポートしていくので、よかったら見てくださいね♪
未来への要望
無添加グルテンフリーの食生活にとどまらず、地球環境や持続可能な社会への貢献にも繋がります。
近い将来、技術の進化や意識の変化により、より多様なグルテンフリー製品が手頃な価格で入手しやすくなるといいですね。
また、個々の意識が高まることで、より多くの人が無添加グルテンフリー生活を楽しめる未来が広がることを願って。
無添加グルテンフリーライフを豊かにするヒント
無理のない、ちょっとした工夫や知識で、無添加グルテンフリーの暮らし方へのシフトは、シンプリストにも魅力的です。
無添加グルテンフリー製品を選ぶ際に、商品の裏面などに書かれた原材料表記を確認しますが、スーパーの中に健康食品コーナーやオーガニックショップ、地元の農産物を取り扱うマーケット、市場など、見つかりやすいです。
体が喜ぶ食事作りをゆるく楽しむ
たとえば、通常の麦を使うレシピを、米粉や大豆粉、ココナッツ粉に置き換えてみるなど、代替素材で料理してみる。
野菜をふんだんに使った料理や、シンプルな手作りドレッシングで食材の味を引き立てることもできます。
インターネットでグルテンフリーレシピが豊富に公開されているので、参考にしながら、アレンジや新しいアイデアを得ることもできます。
体が喜ぶ食事づくりを楽しみながら、豊かなライフスタイルを実現してみましょう。
家族や友人とのシェア
最近は、ありがたいことにグルテンフリーを意識したメニューを提供しているカフェやレストランも増えています。
家族や友人とのご飯を楽しむのもひとつです。
おいしいものを発見した喜びをシェアしあうことで、新しい楽しさを見つけることができ、継続しやすくなります。
夫が幸いすごく協力的なこともあって、オシャレなカフェ巡りの感覚で楽しんでいます。
おすすめやレポートもご紹介したいと思うので、よかったら覗きにいらしてください♪
日々の生活に彩りを加え、無添加グルテンフリーライフの楽しさや充実感が増し、モチベーションの向上にもつながります。
まとめ|シンプルに生活する快適さ
無添加グルテンフリーという選択は、手間と時間とお金がかかりますが、心と体に優しく、環境に配慮した持続可能な生活を目指す一歩になります。
食生活を見直してみて、日々何を体に取り入れているかに意識を向けることで、食べ方や選び方がだんだんと変わってきます。
慣れてくると、必要なものと必要ではないものの選択が容易になり、身の回りがシンプルに快適さも増してきます。
ただ健康にいいと言うイメージがありますが、誰しもが健康になるわけではありません。
SNSなどに惑わされずに正しく知り、心と体に優しい選択をすることで、おいしいものを発見した喜びも得られたり、ライフスタイルもきっと豊かで楽しくなります。
おいしいものであふれていますが、無理せずに、できるところから少しずつシフトしていって、おいしさと健康を両立させながら、毎日をもっと充実させてみませんか。
無添加グルテンフリーの食生活をはじめてみたい、試してみたいという方は、自分に合ったやり方で、楽しんでくださいね。
この選択が、新たな食の楽しみ方やライフスタイルの質の向上に繋がれれば幸いです